稼ぐ為の知恵ブログ

まずは収入の全容を知ることが大切

看護師の生涯賃金の話

日本は学歴社会と言われて久しく、その傾向が薄れてきたとはいっても業界によって学歴が昇進や給料に大きな影響を与えているケースは未だに多い。

そんな中、安定した収入が得られる業界として名前が挙がるのが看護師である。看護師になるためには、国家試験を受けるために学歴が必要であり、看護専門学校や短大、大学の看護学科で必要な課程を履修しなければならない。その後に国家試験を受けて合格すると晴れて看護師として働けるようになる。
そして、その学歴の違いは就職後にも影響してくる。初任給において専門学校、短大、大学の違いによって違う金額が定められていることが一般的であり、より高学歴の方が初任給は高くなるのである。そのため、収入を重視する人の場合には高学歴で看護師になることを望むものだろう。

しかし、少し視点を変えると意外な事実があったりもする。初任給ではなく生涯賃金と学歴の関係を見ると状況が異なるからである。全業種を考慮して学歴と生涯賃金の関係を見ると基本的には高学歴なほど生涯に稼ぐ金額も高くなるということが知られている。しかし、看護師に関して言えば、その後の資格の取得や手当等でかなり変わってくるのが事実であり、生涯賃金で比べてみると人によってかなり異なってくるのだ。

そのため、一生働き続けるなら学歴にこだわる必要はそれほどないかもしれない。学歴で高い初任給をもらうことばかりに目をむけずに、早めに就職して実務経験を積み、着実にキャリアを築いていく方が良い場合もあるため、そこはじっくり検討してみた方がいいだろう。

各職業によって生涯賃金は大きく変わってくる。「しっかり稼いでいきたい」と感じているのなら、生涯賃金の実態を目安にして、職選びの参考にしておくと為になるはずだ。生涯賃金について知るなら、こちらの詳細サイトを一読してみるといいだろう。